【人生指南本】 さいとうたかを著 『鬼平流』

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『鬼平流』

コンビニで本日見つけた\1,200、買ってしまった。数日前に氏の講演記事を読んでいて気になったからかもしれない。

ゴルゴは82歳ということだが、1話1話について、これはENDまでに何日かかったかを検証し、数値を合計したら、もう少し若くなったりしないだろうか? 誰か計算してくれないかな。エクセルで表でも公開したら大手柄だ?

1話1日出ないケースで思いつくものだと、バイオニックソルジャーの話では、約1ヶ月、ジャングルでの1対1の対決に拘束されている。

登場していた航空機を爆破され、墜落したジャングルをも追撃された回では、蛇の巣に数週間身を潜めている。

刑務所長を暗殺するため投獄された回では、塩のスープが鉄柵を腐らせるまでの約1ヶ月もの間、檻の中に相当衰弱するまで拘束されていた。。。

 

氏81歳にして現役。スタジオ内の作業風景が数枚掲載されているのも興味を引く。

中野区本町にビルを建てたのと刻を同じくしてGOLGO13連載開始。作品といっても、代表作は氷山の一角で、とてもたくさんの作品を描いて来られたのだなと巻末年表を見ると感服する。

さいとう・プロダクション

下書き無しでいきなりペン入れというのは、バロック時代の音楽家たちが書きながら曲を創造した様子を想起させる。

2度に渡る目の手術。術後のものの見え方が激変して改善したところの記述は印象的だ。そういえばピアニストのルービンシュタインは飛蚊症のため89歳で引退した。バッハもヘンデルもイギリスのヤブ眼医の手術失敗の辛酸を嘗めた。

 

現在もものすごい仕事量だが、じつはものすごいじゃなく、あるべき姿を追求すればそうなる、すなわち「人生とは仕事である」と。

さいとう氏の思想が著されていて、面白いし、座右の銘がいくつも拾えそうだ。

 

◆世の理不尽さが考える人間をつくる

・・・だからといって世は理不尽なままでいいという意味ではない。

 

◆「間合い」

書籍には書籍の、電子書籍には電子書籍の間合いがある。

つまり、ブログにはブログの間合いがある。それは紙で読ませる論文・作文とも違う。これに大きく影響しているものはスクロールという機能あるいは所作であると思う。

 

◆不自由さの中でどう生きるかが次の可能性につながる

・・・浴室なし共同トイレしかも上水道水漏れ。それでも生きることはできるし、考え方次第だと私は考える。共感。

 

◆開き直れば道は開ける。

捨ててこそ浮かぶ、徒手空拳で万策尽きてこそ、の極意かもしれぬ。

 

◆信号待ちで車が来ないのに止まるバカ

・・・そうなの? そうかなぁ?

そう疑問に思って、では待たないでみることを試した結果、・・・慣れれば抵抗ない、と思う。

もっとも、ただし、道路交通法ゆえ警察官に見咎められる。手を煩わせるのもなんだから、警察官のいないことを確認しよう。

というか、信号待ちで止まるバカを言うなら、スマホ見たまま脇道から人の歩いている30cm前にいきなり出てくるバカ、とか、銭湯で湯に浸かっている隙に人が使っている席で体を洗うバカ(変態)、を言うべきだ。

 

 

ご一読をおすすめしておこう。・・・俺の背後に立つなぁっ! バキッ!